働き方の価値観が正社員から個人ワーカーに移行する兆しが見え始めている

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今や終身雇用、段階的な給与アップという働き方の基本モデルは形骸化し、正社員という雇用形態すら混沌とした概念になりつつあります。若者にとっては大企業に入ったとしても先が見えず、大企業に入れなかった人はさらに先が見えない不安な時代になっており、不安だから安定を求める思考がさらに増しています。

そのような中、最近の働き方のトレンドとしてパラレルキャリアという考え方が注目されています。本業を持ちつつ副業で仕事をしたり、複数の仕事を掛け持つ復業的な働き方でキャリアを複数積み重ねて経験やスキルアップ、実績につなげるという考え方ですね。

このように言っている私も、まさに今パラレルキャリアで複数の仕事をこなすフリーランスの働き方を実践している所であり、このスタイルを各企業の人に話しても受け入れられやすくなってきていると感じています。

 

働き方の価値観が正社員から個人ワーカーへと変化してきている

アメリカの個人ワーカーについての記事「正規雇用がなくなり、個人ワーカーが台頭する近い将来の働き方-TechCrunch Japan」によると、アメリカ人の若者の働き方に対する価値観が変化していることがわかります。

現在、労働市場に参入する人の多くは、仕事の柔軟さと自主性に価値を置いている。彼らはキャリアより働く場所を重要視し、昇進よりジョブローテーションを希望する。労働統計局の調査では、平均55歳の人は10年同じ仕事を続けるのに対し、一般的な25歳は3年に留まると示している。若い世代は、昇給より柔軟なスケジュールでの働き方やリモートワークを選択する場合もあるという。企業年金の付いた終身雇用を追い求める考え方は、もうそこにはない。

この傾向は日本でも始まりつつあると思います。もちろんアメリカほどの変化はないかもしれませんが、先進的な考えを持つ若い世代中心に兆しは見え始めています。

 

会社への貢献から個人への投資という価値観へ

日本人の働く文化は戦後会社への忠誠と貢献が中心でした。会社に入社し、会社に一生お世話になるというのがモデルケースであり、就職ではなく就社というのが現在においても一般的な常識になるでしょう。

就社して安定の道を理想とする若者は多いはずです。しかし、そのモデルケースは崩れてきており、あくまで理想であるというのはみんな薄々気づいているのです。理想は追い求めたいけど、現実はそううまく行かないわけですね。

そこで重要になるのが、会社に対する貢献という発想から、キャリアアップという個人への投資の価値観です。頭の良い若者は気づいています。会社は助けてはくれない。信じられるのは自分だけ。しっかり自分のキャリアを積んで行かなければ、これからは生き残れないということを。

 

個人への投資の先には個人ワーカーという副業がある

自分のキャリアを積みたい、早く実績を作りたいという思いが強くなると、1つの会社でのキャリアでは遅過ぎます。もちろん1社でも刺激的なことをどんどんやらせてくれるならば良いですが、そうでない場合はキャリアをパラレルに増やしていくというのが妥当な選択肢でしょう。

会社で働きながら、週末はNPO法人で別のキャリアを積む。定時で仕事を終えた後、クラウドソーシングサービスを利用して在宅でリモートワークする。そのような働き方でパラレルキャリアを実現している方が増えてきています。

隙間時間に個人ワーカーとして副業。正社員で働きつつ、個人ワーカーにもなる。さらに個人ワーカーとしての実績が増えてきたら、会社の正規雇用より自由な働き方ができる個人ワーカーを選択する人も出てくるでしょう。副業の先に、本業になり、フリーランスになるという働き方ですね。

働き方の選択肢が増えてきている現状ですと、個人ワーカーという選択をする人は今後さらに増えていくのではないでしょうか。

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